11月の例会報告です。

参加者 13名。
10ヶ月ぶりの参加もあり、日々お忙しい中で忘れずにいてくださったことに感謝。

先日、日本海新聞に掲載された鳥取ダルクの記事に関して「1面トップすごいね」など、記事の感想が飛び交うところから始まりました。

全体の流れとしては
鳥取ダルクの近況報告から始まり、
後半は、先月の見守る会で勉強したCRAFT(クラフト)=「家族に向けての支援プログラム」の、ごく一部を実践して終わりました。

近況報告は、コロナ禍の影響でメッセージ活動や会議への参加が激減していた春から夏に比べると、少しずつですが忙しくなってきているのだな、という印象でした。

またマスコミ関係では、先日ご紹介した日本海新聞とは別の媒体からも取材依頼があったそうです。
15周年を迎えた鳥取ダルクですが、その活動の成果と実績なのでしょう。

津山市で発足した、家族や当事者も含めて、12ステップを学ぶための勉強会も始動し、好評だったそうです。

23日に開催されるアディクションフォーラムについては「わかちあいをしていきたい」と、鳥取岡山ダルク代表。
いよいよです。
鳥取県にもコロナ禍の第3波がきています。
どうか、無事に開催されますように。

また、地域の居場所作りとして、女性でも地元の人でも通えるような障害者福祉サービス施設の計画も進行中とのこと。その関係で、行政とつながりができれば地域福祉の人は薬物に詳しくないので、お互いに情報交換しあえたらいいね、という話もでました。

後半のCRAFT実践は、悪い言葉を良い言葉に言い換えてみる・・・というもの。
例えば

悪「またゲームして、まったくもう」→良「ゲームしなくて済むように、私にできることはあるかな」
というように、主語を「私」に変えて相手を責めるような言い方をしないよう意識を変えていくこと。

全員で、一つの悪い言葉を良い言葉に言い換えようとマイクを回すのですが、これがなかなかむずかしいことでした。実際にやってみて難しいと感じる、自分の思考傾向を客観的に知ることができた、興味深いものでした。

また、この考え方は子育て中の人や、会社でいろんな人とやり取りする人など、依存症とか関係なく日常生活上で思考をポジティブにできる、良いワークだなと感じました。

来月も、実践予定です。

来月は、12月17日(木)です。
場所は、同じく  さわやか会館です。