つづき~。
ダルクの活動報告。
いろいろ報告ありましたが、なんといってもこれ。

この6月13日で鳥取ダルクは15周年を迎えたそうです。
なんか節目ですよね。

コロナの影響もあるのでしょうが、その日は通常運転だったそうです。
記念のイベントは、来年するそうなので、また詳しい話が出たらお知らせします。

その話の流れで知ったのですが、現在施設長をしているチーさんは立ち上げからではなく、できてしばらくしてから施設長になった2代目なんだそうです。
管理人は、勝手に立ち上げからずっと鳥取ダルクに関わっていると思い込んでいました。そうなんだー。
それまでは、別のダルクでスタッフをしていたんですって。

最初はなんでも大変だということで、何度も心がめげそうになった、とのこと。
でもふんばれたのは、鳥取に来る前のダルクが「やめたくなったら、いつでも戻ってこい」「お前の帰る場所はあるから、安心してがんばれ」と言ってくれたからだそうです。

帰る場所がある、いつでもやめられる、と思えたからこそ。
そう思えたからこそ、続けることができた・・・と、当時を振り返って話をしてくれました。

元々中古住宅だったので、鳥取ダルクができてから15年・・・ということは建物自体は15年以上たっている。しかも海の近くだから塩害もあり、住宅の劣化がはげしいそうです。リフォームが必要だし維持費も大変らしい。
やはり金銭的には常に厳しいところでしょう。

入寮者の相談は、コロナウイルスの影響で無くなった。なので、今は新規入寮者が来ることはなく、ほぼ同じメンバーで日々生活をしているそうです。

活動報告のあとは、依存症やダルクに関していろんな話をしました。

以前にも紹介した、月に2回のヨガプログラム。
チーさんいわく、ヨガをはじめてからダルクメンバーがあきらかに変わった、とのこと。
ミーティングやプログラムへの向き合い方がちがう、と。 真剣に集中力をもって向き合うようになった、格段に良くなりました、とヨガ講師に感謝の言葉を伝えていました。

ヨガに関しては、今後もコロナウイルスの影響で講師を派遣できないときが来るかもしれない。そのときのためにZOOMなどを利用してオンラインでレッスンできるようにする必要があるね、という提案がヨガ講師さんから。
やはり、どんなことでも「継続する」ということが大切なのですね。
ヨガ講習はボランティアでしてくれているんだそうです。本当にありがとうございます。これからもダルクの皆をよろしくお願いします。

依存症に関しては、
アルコール依存症はクリーンを保つことができれば、縮んでしまった脳が元の大きさに戻る人が多いという話。しかし、残念ながら すべての人、ではないです。だからやっぱり治療は早い方がいいんだろうね、と。

チーさんより。
ピアサポート※1の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい。
 あったかいんだよ。
 仲間に助けられて、今がある。
 そう思える場所、仲間。
関係ない、と思っているたくさんの人に知ってもらいたい。

来月7月は、いつもの場所ではありません。
お隣の「さわやか会館」です。
お間違えのないように、今から手帳に記入しておいてくださいね。

それでは、また。


※1・・・同じ苦しみを持つ者同士で助け合うこと、わかちあいを行うこと。