5月の例会報告です。

参加者11名。
3月以来、2回目参加の人がちらほら。
4月が休みだったにもかかわらず、今月も来てくださって心より感謝します。
あとは比較的いつものメンバーでした。

いつもの会場は、ソーシャルディスタンスをとらないといけないとのことで席が足りなくて、会場前のロビーで急きょ行いました。間隔を開けて全員がゆったりと座ることができました。

ざっくり内容
 1、ダルク活動報告&関連話
 2、刑の一部執行猶予に関する話
 3、依存症関係パンフのレイアウトを意見交換
 4、子ども食堂に関連して少し
てな感じでした。

活動報告にて。
鳥取ダルク、回復プログラムの一環で地元の山に登ったそうです。
みんなで、おにぎり持って。
山頂で見た景色は、カラーだったり白黒だったり、それとも・・・仲間それぞれ見え方が違うんでしょうね。
おつかれさまでした。

そして、
浦富マラソン大会にダルクの仲間が2名、参加予定だったそうですが、新型コロナウイルスのせいで大会自体が中止に。残念。

チーさんいわく、マラソン大会に参加するためには「12ステッププログラムのフェーズが高くないとだめ」なので、条件に合わなかった仲間が、大会に参加するためフェーズをあげようと日々がんばり、今年のはじめごろにフェーズを上げることができたんです。それなのに。

活動報告のあとは、見守る会代表からチーさんへ問いかけ、というか説明を求めたというか。
「刑の一部執行猶予」とは、どういうことか。
また、ダルクではどのような支援を行っているのか、など。

あとは、県が作成する依存症パンフレットのたたき台を、みんなで見ながら意見交換、レイアウトや表現方法などをブラッシュアップ(改善)していきました。

三人寄れば文殊の知恵、と言いますが、11人いれば文殊菩薩だけでなくお釈迦様まで出てこられる勢いでいろんなアイデアが飛び交いました。

大事なのは、採用されるかどうかではなく意見がたくさん出ることです。いろんな意見が出ることで、パンフレット作成者はいろんな人のいろんな視点を知ることができる。そこから独自のブラッシュアップができ、より良い作品に仕上がるのです。

いま、悩み苦しんでいる人の心に届くパンフレットになることを祈ります。

最後は、子ども食堂に関連していろいろ。
ダルクはこれからも関わっていく、ということも含めて。
現在、市の要請で休業しているのですが、いつ再開なのかという問い合わせが殺到しているそうです。

ちょっと戻って、回復プログラムのフェーズに関して。

クリーン期間が・・・いわゆる「依存していない」期間が10年以上にもなるのに、なかなかフェーズを上げることができない人もいると聞き、「回復する」ということのむずかしさを感じました。

依存を断つことはできているんだけど、心が安定しない・・・ということかな。
うまく説明できないのですが。
クリーンを継続しているんだけど、ダルクを卒業して社会復帰、ということからは遠い状況。
おそらく本人は苦しいでしょう。
その胸の内は、私たちからは想像もできないくらい苦しいだろうなぁと思います。

来月の見守る会は、6月18日(木)です。
いつもの場所の予定。

ただいまの時刻は、例会後の23時半くらい。
今日は、断酒会さんも久しぶり施設での例会再開の日なんですよね。
お互いに来月も例会を開くことができますように。
それでは、また。