9月19日(木)の例会報告です。

参加者11名。
久々の2ケタ出席でした。

●前半・・・鳥取ダルク、1カ月活動状況の報告
●後半・・・市販薬の依存について。それに関連して市販薬の成分や依存する場合の使用方法など。

主な内容は、上記のとおりかな。
医学の専門家でない人は、後半の話は「飛び交う会話が専門的でむずかしかった」と感じる人もいたようです。
管理人は「市販薬で依存」ということ自体に驚きです。

以前、ブログに「法律で規制されていない物(アルコールなど)がやっかい」と書きましたが、起訴されて依存対象から強制的に隔離されることがないので、これ(市販薬)も、かえってやっかいなんだろうと思います。

また、依存症だった期間が長くなると、「治したい」と心から願っていたとしても、そう思った時点で身体的な状況が悪化していて気持ちに身体がついていかない人もいるそうです。

いつ、いかなる時でも「治したい」「やめたい」「もういやだ」「変わりたい」と心から思えたその時がタイミングです。
それが大前提なのですが、やはり少しでも早いほうが心身の状態をより良く保てる可能性が高いみたいです。
みなさん、がんばです。

あとは、岡山ダルクにグループホームを併設する計画があること。
鳥取ダルクで長年がんばってきたメンバーが1人、9月にめでたく社会復帰すること、など。

これは本当におめでたいことですね。
鳥取ダルク代表のちーさんも非常にうれしそうでした。
やはり、自分とこで自立まで見守ることができた・・・というのは、喜びもひとしおだろうと思うのです。
ささやかですが、ダルクスタッフと小さなお祝いの席を設ける予定だそうです。
よかった。
小さくても大きな一歩ですね。

ブログ読者の中には、ここからがスタートだぞ、とか二度と同じ過ちをするんじゃないぞ、と祝福しながらも厳しい気持ちで読んでいる人もいると思います。
わかります、その気持ち。わかるんです。

でもね、このブログでは説教臭いことは極力言わないでおこうと思っております。

もう、皆さんが思っていること感じていること、社会復帰するメンバーに言いたいことは、全て鳥取ダルク代表が自分の人生と重ね合わせて、なんぼも本人に話して聞かせていると思うんです。
だから、大丈夫。ご安心ください。

復帰までの年月、やはりいろいろあったそうです。ちょこっと聞きました。
そりゃそうですよね。
誰の人生だって、そうです。

いろんな立場の、しがらみや職場関係のない人が集まり、専門用語が飛び交いむずかしい話をしたかと思えば、関係ないドイツの話でわいわいしたり、ダルクの活動報告を聞いたり現状を聞いたり、また時には異業種間でつながりダルクへの支援活動が決まったり。
今月で言うと、仏教関係者のご好意でダルクメンバー有志が座禅体験をすることに。
そのほか、いろんな支援活動や更生活動を行っている立場や職業の人は、他の現場の声をオフレコでリアルに知ることができるのは、大きなメリットではないかと、個人的には感じて観察しています。

見守る会の存在意義って、こういうことでしょうか。